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加藤ミリヤ、スマートフォン版オフィシャルファンクラブサイト  『MILIYAH for SmartPhone』オープン!  7月11日より全国ツアーチケット先行受付開始!

人気女性アーティスト加藤ミリヤのオフィシャルケータイファンクラブサイト『加藤ミリヤ/MILIYAH』は、多くのお客様からのご要望にお応えし、iPhoneやAndroid(TM)など、スマートフォンに対応したオフィシャルサイト『MILIYAH for SmartPhone』をオープンいたしました。

『MILIYAH for SmartPhone』では、加藤ミリヤの最新ニュースやディスコグラフィーなどの情報が無料で見られるのはもちろんのこと、大人気の本人ブログやユーザーからの質問にムービーで答える「Q&Aコーナー」「イベントへのご招待」など、会員限定のコーナーを多数用意しております。

加藤ミリヤは、7月13日に清水翔太とのコラボレーションシングル『BELIEVE』をリリースし、さらに初のフルベストアルバム『M BEST』を8月3日にリリースいたします。
さらに、このアルバムを携えての待望の全国ツアー『M BEST TOUR 2011』は、ホール8ヶ所・アリーナ3ヶ所・計16公演を実施する予定です。

この全国ツアーライブチケットのオフィシャルファンクラブ先行受付を、ケータイ版・スマートフォン版共に、7月11日(月)正午12時から会員限定で先行受付いたします。

【加藤ミリヤ/『MILIYAH for SmartPhone』アクセス方法・概要】
サイト名: 加藤ミリヤ/『MILIYAH for SmartPhone』
URL   : http://miliyah.com/
料金  : 月額 315円(税込)
決済方法: WebMoney(クレジット決済は7月下旬より導入する予定です。キャリア決済も今後対応予定です。)
推奨環境: [iPhone] iPhone(3G・3GS・4)/Mobile Safari
[Android] Android 2.2以上(一部端末を除く)/標準ブラウザ

※Androidは、Google Inc.の商標または登録商標です。
※iPhone は、Apple Inc.の商標です。
※iPhone 商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。

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2010年を振り返るついでに勝手にケータイ業界3大ニュースについて語るの巻

田島です。

2010年が終わろうとしています。ブログ書いてないので、たまに書くと長文です。これがダメです。来年からこまめに書きたい。短めに。1年の締めくくりとして、2010年のケータイ業界とうちの会社を振り返ってみようと思います。、

実質の始業は2010年1月に入ってからでした。まさに創業の年。
創業の年にしては、会社も業界も大きく変化した1年でした。

9月決算なので、短めの第一期をこえ、始業から丸一年が終わりました。

ファンサイトマーケティングを掲げて、前の会社から一部のファンクラブを移管してスタートしましたが、振り返ってみれば、各キャリアとの契約が結べて本格稼動してからは、毎月新しくサイトが立ち上がり、もう、半分以上が新しく立ち上げたファンクラブになっています。そして、毎週のようにファンクラブのチケット先行販売。ケータイのファンクラブ屋なんですが、段々と派生したところに広がりつつあり、初めてのファンクラブイベントは、レコード会社のフロアでしたが、12月にはクリスマスライブイベント。ついに年会費制のファンクラブも先行受付を12月に行い、アーティストの立ち上げたブランドの通販も始まり、レコード会社のレーベルのプロモーション制作物もちょいちょいつくらせていただいたりと、「音楽業界のIT部門」に少しずつ近付いている感じがする1年でした。

とにかく、ご協力いただいた共同事業先のみなさんや外部のパートナーさん、金銭面でご支援いただいた方々、そしてなにより、一緒に頑張ってきた従業員のみなさんに社長として感謝です。

今年は、会社の仕事納め前から体調を崩し、高熱でインフルエンザの疑いも出て、最終出社日=この会社初の納会に出席できなかったことが心残り。そして、その後仕事が溜まって、今なお会社にいることを後悔。絶対、年明けまでには帰宅するぞ!

さあ、気をとりなおして、ケータイ業界の1年間の振り返りをしましょう。

ケータイ業界にとって久しぶりのバブルっぽい響きのするブームが出てきた1年。IT業界の特徴として、流行りものがでると一気に群がり、期待先行型で全員参加型バブルが起こり、結果が出る前に落胆とともに消えていくという流れが多いのですが、今年は割と当たり年のようでした。電子書籍とか、なんか株屋さんが好きそうな話題が満載な年でした。

さて、そんな中であえて
2010年のケータイ業界3大ニュースをあげるとすれば、
ソーシャルアプリ、Android、キャリアの音楽配信進出の3つ。

ケータイ業界3大ニュース その1 ソーシャルアプリバブル

このうち、ちゃんとバブルと呼べるほど成長したのは、ソーシャルアプリのみ。こんなもんすぐ飽きるだろう、ワンクリックでどんどん強くなるゲームなんて・・・と思っていましたが、かなり長続きしていて、大きく儲けを出している成功者が出ているのと、比較的参入障壁が低いこともあって、参入者はどんどん増えて・・・。

おそらく、それぞれのユーザは飽きて来てるんだろうけど、なにせ大手SNS3社の登録者数がそれぞれ2000万人超と莫大なので、ユーザ全員が飽きるまでには時間がかかりそうです。ある種焼畑農業的ですが、「お客様この先は有料ですが」、とか、「ここでいくらでスペシャルコースがありますがいかがいたしましょう」といたキャバクラ的課金モデルは、はまっちゃう人ははまり続けるので、社会問題になって規制がかかるとか、そういうことがなければ、しばらく続く気がします。まもなくピークを迎えて、胴元と一部の成功したSAP以外は、儲からなくて徐々に減っていくけど、市場自体は、一気に減るわけじゃなくて、飽和して前年比での成長はとまり、寡占化が進むんで、成長”率”にしか興味がない人たちにとっては、魅力的ではなくなるけど、絶対額としての市場規模はある一定規模のものとして残ると思います。危険なのは、通信キャリアと違って、胴元がSAPと変わらない普通の企業であること。胴元のモラルによって右往左往させられる危険性があることだけですかね。うちは、やりません。魅力的なのは、各2000万人の登録者ですが、やっぱり得意じゃないみたいで。

うちがソーシャルアプリに参入しない理由は、以下の3点。

1.月額課金制でない(正確にはなかった)
2.公式サイトと全くデジタルコンテンツの配信サービス展開ができない
3.30%の課金手数料

1.2.が実現できたら、4つ目の公式サイトとして、30%については、宣伝費だと思って、各共同事業パートナーと納得すればいいだけなんですけど。宣伝してくれるならね。

ケータイ業界3大ニュース その2 Andoroid端末の本格的販売開始

キャリアのコントロールが効かないiPhoneに対して、各キャリアが選択肢たのが、Andoroid OS搭載端末。2010年、ついに3キャリアからAndoroid OS搭載端末が次々と発売されました。当初は、売れないと思われていましたが、段々と売れてきたようです。だって安いもの。

それに合わせて、これからは、Andoroid マーケットだ!アプリだ!というブームが先行。売れた売れたって言ったって、TOPのiPhoneだって、500万台くらい。シェアでいえば、3~4%。Andoroidにいたっては・・・。という感じです。

とはいえ、本当に売れてきたようで、量販店でも、キャリアショップでも、iモードは使えませんよという言葉を購入までに何度も何度も言われるようになってきました。そう、きっと、iモードもezwebもY!ケータイも使えないってことを知らないで買ってしまうんです。ほぼ無審査のAndroidマーケットで違法なものも含めて、いろんなアプリが買えると言っても、で、着うた(R)は?占いは?。うちが運営しているようなファンクラブは?ってことに、なっているのかもしれません。

やっと、SPモードも、かんたん決済もスタートして、あとはソフトバンクを待つのみなので、僕は(根っからの公式ケータイ屋なんで)、本命は、キャリア課金型月額制ウェブサービスだと思っています。来年以降、従来のフィーチャーフォン向けの公式キャリアが、Androidに展開しやすい環境ができて、結局、iモードみたいな市場になるのが、日本市場にあってるんじゃないかと思います。加えて、アプリも使えるみたいな。ドコモだけでもAndroid出荷100万台という声も聞こえてきたので、来年以降のための仕込みが2010年だったのではないでしょうか?

ケータイ業界3大ニュース その3 キャリアが音楽配信事業に進出

年末近くなって、ケータイ業界で大きかったのは、実は、このニュースじゃないかと思います。ドコモが、ドコモマーケットMUSICストアを開設、KDDIが台湾のKKBOXを買収。

着うた(R)、着うたフル(R)は、従来まで、キャリアがメニューリストとDRMと決済手段だけ用意して、コンテンツプロバイダ(IP/CP)が権利元と独自に契約を結んで、展開するという形で、キャリアは、あくまでも楽曲やアーティストに紐づいたプロモーションメディアを無償提供することで、市場全体を盛り上げていくというものでした。

かつて、KDDIがLISMOブランドを立ち上げ、多少というより割と大きな波風が立ちましたが、あくまで、PCありきの謎のサービスだったこともあって、結果として、既存CPへの影響はありませんでした。

が、今回は大きく違います。ドコモのMUSICストアは、ドコモとレコチョクの共同店舗。しかも、ドコモポイントで買える。(上限とか換金率によってかなり利便性が制限されるけど)直営店を一番よいところに出店してしまった。

これが示すところは、なにか。

なんだかんだ言っても、この3キャリアで1000億をこえるケータイ向け音楽配信市場は大きいということ。ただ、飽和していることを考えると、課金手数料は伸びないので、今度は、IPが持っている利益を奪っていって実利を得るしかないという判断をせざるを得ない。さらに、Android向けの市場においては、今からやっておけば、まるっと利益になりそう。

ってことじゃないでしょうか?

KDDIのKKBOXは、さらにiPhoneにも対応していたりして、しかも、聴き放題、ダウンロードし放題。iPhone,Android,Windows,Macのどれでも、聴けるマルチデバイス対応。KDDIは、フィーチャーフォン向けに展開するのかはわからないというか、おそらくやらないと思うけど、これは、事件です。

この2キャリアの動きを見てると、本当に着うた(R)屋じゃなくなってよかったと心からホッとします。だって、普通に考えたら、勝てないですから。リンクして、アフィリエイトもらったほうがよいもの。

その他のニュース

この3つ以外でいうと、あんまりケータイ業界だと頭打ちくらいまで成長しちゃってるから、関係ないんだけど、世の中の報道とかが面白いから取り上げると、電子書籍”元年”かな。

すでに600億円超の市場ができている電子書籍元年

マスメディアはじめ、2010年を電子書籍元年とか仰っているおめでたい方がたくさんいらっしゃって、非常に心があたたまりました。(嘘)この国は平和だなっていうか、平和ボケ?

電子書籍元年とかいう冗談はさておき、ケータイで、近所の本屋とかコンビニで買うと恥ずかしい「ちょいエロ本」を読んでた方以外のおじさまたちにも、電子書籍の存在が浸透したという点ではよかったのかと。

そもそも、日本の電子書籍市場って、ほとんどケータイで、2009年で概ね600億円ですから。電子書籍大国なのに、iPadの黒船襲来で、電子書籍元年だなんて、ケータイっていつも軽視されますね。音楽配信市場と同様、ほとんどがケータイです。

ケータイの電子書籍市場は、現状頭打ちと言われていて、歴史の長いPCなんか前年比減だったりしているので、そういう意味では、ケータイ(フィーチャーフォン)・PC以外のその他端末における電子書籍元年とは言えそうです。なにせ、2009年の市場規模たったの6億円ですから。

「その端末の電子書籍市場」は、これから伸びるしかないです。2009年、たったの6億からのスタートですから、端末の普及に伴って、伸び代は確実にあるでしょう。スピードと上限がどこにあるかはわかりませんが。今から、その他端末向けの電子書籍配信に力を入れていく会社が多いのも納得です。

「家に帰って家族に話せない仕事はしない」をうちの会社の仕事の基準のひとつとしているので、うちの会社が、電子書籍の配信へとりかかることは限定的です。特定の作家さんの全作品が読める月額制の電子書籍配信とかだったら、可能性はあるかもしれません。

あと、グルーポンとか、Flashとの決別とか、HTML5という言葉の一人歩きとか、いろいろあるけど、ケータイ業界のニュースというよりは、ITニュースって感じで広がっちゃうからこの辺で。

あと6時間で年明けです。あと1時間くらいで、今年の最終納品が、文字通りぎりぎりに納品されることを望みながら。

良いお年を。

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ガラパゴスの決済が見直される日がやってきたの巻

欧米モバイルマーケット至上主義者たちは、日本のケータイビジネスは、垂直統合型ビジネスモデルであり、それ故に、世界(彼らの言う世界)では通用しない、日本のケータイ市場はガラパゴスであるとして揶揄してきた。

iモードが海外進出を行なおうとし、一度も成功しなかったことも事実だし、世界市場において日本の端末メーカーのシェアが現状低いことも事実であるが、だからといって、日本のケータイ市場で成功した事例が日本のみでしか成立しないガラパゴスなものだと、一概に言えるものではなさそうだ。

GoogleとAppleの両社がモバイル支払いスタートアップのBOKUと買収あるいは最低でも広範囲の提携の可能性について話し合いをしているとのニュースをTECH CRUNCHが報じたのは、記憶に新しい。

BOKU.com

TECH CRUNCHの記事

このBOKUというモバイル向けデジタルコンテンツの課金決済を代行するベンチャーに2つの巨人が注目しているのは、BOKUが、paymo=pay by mobile(BOKUはpaymoを買収して設立)といういわゆるキャリア決済によって、オンライン決済を行う会社であり、キャリア決済を有望視しているからに他ならない。

WEBSITEを見る限り、BOKUは、今日時点で、米国AT&Tを含む全世界60ヶ国の198の通信キャリアでのキャリア決済を可能としている。デモを見ると、Androidにおいては、現在使用しているSIMの通信キャリアでの決済を1タップで完了すること=1-Tap(TM)を実現しているようである。

PCにおいては、

1.Pay by mobileをクリックする。

2.電話番号をPCで入力する。

3.携帯電話で承認する。

以上の3ステップで完了する。

BOKUのウェブサイトでは、1000人のユーザが、$10ドルのサービスを決済しようとすると、クレジットカード決済では、7%のコンバージョンであったものが、キャリア決済では60%のコンバージョンになるというイメージ図を表示している。(本当か?このコンバージョン率??)

BOKUの説明図

結果としては、クレジットカードでは、2%の課金手数料で(えーっ安い)、BOKUでは、35%の課金手数料率だが、8倍のコンバージョンになったほうが、手残りは明らかにいいよねってことらしいんだが、35%って、一体・・・。

いずれにしても、キャリア決済が、最も安全で簡単な決済手段であるのは、日本だけでなく、諸外国でも成立しそうだ。

日本のマーケットは、今まで公式サイトにおけるキャリア決済で成長し続けてきたから、公式サイトをクレジットカード課金で決済した場合のコンバージョン率の低下は、8分の1どころじゃないとは思うけど、日本のアンドロイド周りのマーケットの爆発があるとすれば、少なくとも3キャリアのキャリア決済が整ったあとだと思う。

日本の公式サイトにおけるキャリア決済の手数料は、10%前後とこれでも他の決済に比べたら高いと思っていたけど、35%ってのは、すごい。それだけの安全料というか、簡便さなのか。

まあ、実際、キャリア直でやるわけでもないし、BOKUの決済APIを組み込んでおくことで、200弱の通信キャリアに対応できるということを考えると仕方がないのかもしれない。

と書いたところで、すでに日本でキャリア決済を使って、代理決済している会社が大成功していることを思い出した。しかも、確か決済手数料は、30%。大手SNSの3社は、すでにこのモデルで大成功を収めている。彼らのやっていることは、ある面ではキャリア課金を使った課金代行に他ならない。もう一方の圧倒的な集客力が大前提なのだけれど。

しかも、もう一つの日本独自のビジネスモデルを活用している。それによって、彼らの利益は、決済代行手数料の30%を大幅に超えることができる魔法を使って。ほとんどのユーザが気づかないうちに。この点だけは、もしかしたら、他国では成り立たないかもしれないけど。

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今のスマートフォンの普及台数をゲーム機に擬えてみたの巻

これからは、スマートフォンだとか、日本のケータイをガラパゴスだのガラケーだからダメだの仰る事情通の皆様が多くいらっしゃるので、スマートフォンの利点は十分に伝わっているかと存じます。

諸兄のようにすぐに先進的なビジネスに転換することができない弊社は、前時代の遺物とも言われている従来型の日本のケータイ向けのビジネスをヒッソリと行っております。
諸兄の相手にされている市場のような成長性もございませんので、前年比の成長率でいえば、笑われてしまうかもしれません。
なんでも、モノの資料によれば、2010年上半期のスマートフォンとやらの前年同期比(2009年上半期)の伸び率は、110%増もあるらしいではないですか?我々の相手にしている従来型の日本のケータイなんぞ、前年同期比、僅か5.7%増とお恥ずかしい限り。

なんて、皮肉を言っていてもまた嫌がられるんで、話題を戻します。

東京でこんな仕事をしていると、Android OS搭載機は、仕事柄かお好きな方、Blackberryは、会社支給以外ではほぼ見かけないものの、iPhoneに関しては、体感普及率で言えば、80%を超えるくらい普及してるんじゃないかってくらい誰もが当たり前に持っていたりします。しかも、打ち合わせしている大人はみんなドコモのケータイとの2台持ち。ケータイで電話しながら、スケジュールをiPhoneで見ながら調整というのが正しい姿。iPhoneで電話する方を見かける方が少ないくらいです。

2台目の端末として、既にほとんどの社会人に普及が終わったとの錯覚に陥りそうな昨今ではありますが、もちろんこれは錯覚なので、現実はどんな感じなのよってことで、とりあえず、普及台数をいくつかの資料から試算して、歴代のゲーム機に擬えてみたらわかりやすいかなと。

今までに何台出荷されたかはわかるんですが、何台売れているのか、さらには、何台稼働しているのかは、実は、試算が非常に難しかったりしますので、ざっくりやります。

まず、先日リリースされた2010年度上半期の端末出荷概況から。

スマートフォン
106万台→223万台(+110%)

従来型ケータイ
1,598万台→1,690万台(+5.7%)

※2010年度上期国内携帯電話端末出荷概況(MM総研)より試算
http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120101026500

契約者数から試算すると
2010年9月時点での携帯電話の契約は、115,400,800契約
※TCA http://www.tca.or.jp/database/2010/09/

うち、スマートフォンは、乗換とかはもはやわからないので、2008年から2010年上半期までの累計出荷台数を無理やり総計するとなんと663万台。

仮に、出荷台数の100%が売れていて、全ての端末がユニークに稼働していると仮定すると、日本の携帯電話全契約数に占めるスマートフォンシェア率は、5.75%。

※2008,2009年ミック経済研究所資料・2009年2010年MM総研の調査結果より試算

スマートフォンの中での内訳でいうと、iPhoneが約300万台、Android約100万台(うち最も出荷されているXperiaが46万台)なんと、この中には、WindowsMobileの累計数200万台も入っています。実は、Blackberry(累計50万台)が最も安定的に売れていたりするんですが、さすが外資系企業御用達会社支給専用端末。

さて、この出荷台数、数字で言われてもよくわからないので、この端末を対象にサービスを提供してビジネスとしてどのくらい成り立ちそうかをイメージするために、同規模の出荷台数のゲーム機に置き換えてみます。このゲーム機の出荷台数のデータもかなり怪しいので、真面目に突っ込んだりしないように。あくまで、イメージを掴むためのものですから。

300万台(400万台超えたとかいろいろありますが、足し算で出たのがこの数)といえば、バンダイが発売した携帯ゲーム機「ワンダースワン」の台数と同規模。なんとなく商売になりそうな匂いがする。ワンダースワンといえば、ゲームボーイやバーチャルボーイを作った横井軍平さんが企画開発に携わった横井さんの遺作とも言える名機。ゲームボーイにはない、ニッチ市場を獲得して、一定のシェアを獲得することに成功。対応ソフトはヒット順に、ファイナルファンタジー、ファイナルファンタジーII、チョコボの不思議なダンジョン、スーパーロボット大戦COMPACTとファミコン等の他機種からの移植版が上位に並ぶ。そう、他機種向けに成功しているゲームタイトルを多く持つスクエア(現スクエアエニックス)の手にかかれば、移植作で、十分ビジネスになる。

すなわち、これ専用にコストをかけてやるには、回収が危うそうだけど、他のプラットフォームですでに回収できているソフトを移植とかしていくなら、イケそうって台数=マーケット。

100万台といえば、モノの資料によれば、SNKのNEOGEOと同規模。鳴り物入りで投入され、空前の大ヒットを収めたXperia X10(SO-01B)の46万台といえば、PIONEERのレーザーアクティブの出荷台数とほぼ同規模。

本当に100万台もいったのでしょうか?NEOGEO。業務用の台数も入っているかもしれないけど。SNKのNEOGEOといえば、ゲームセンター用の業務用ゲームがそのまま楽しめるため高くてもいいですというかなりマニアな方々に支持を得た高級ゲーム機。かなり本気な価格で、金に糸目をつけない本気なユーザのみが支える市場を形成。当時のゲーム機が本体1~2万、ソフト5000円~1万だったのに対してネオジオは本体が58,000円、ロムカセットソフトも3万円以上と本気プライスだったけど、アーケードの基板を買うことに比べたら、安いって思える人たちだけにターゲットを絞れば・・・という話かな。

レーザーアクティブってのはさらにマニアックで、コンパチブルLDプレイヤーの機能に加えて、前面に専用パックを取り付けるとりPCエンジンかメガドライブのゲームを遊ぶことができるっていう驚きのハード。新規格LD-ROM(LD-ROM2、MEGA-LD)に対応しており専用ソフトで遊ぶことができるってそんなにメリットあるのって感じですが。ゲームソフトばかりではなくて、通常の家庭用ゲーム機ではまずリリースできない脱衣麻雀などのアダルト要素のあるゲームとか、アーケードゲームのLDゲーム(例えば、タイムギャルとかがいくつか移植され、ゲームセンターそのままの映像クオリティでプレイできるというだけで、マニアにだけウケたある種伝説のハードです。

100万台切っている規模感って、絶対数としては、決して少ない数じゃないんだろうけど、ある特定の集団に、高い商品を買っていただくというモデルしか成り立たない感じじゃないかって思う。

現状のスマートフォンの普及規模だと、正直、国内の一般ユーザ向けにサービス提供を行っているうちみたいなビジネスはなかなか成り立ちづらい。アイデアレベルで小銭稼げば生活できるっていう個人は別にすると、特定の限定されたターゲットに対して、圧倒的なブランド力を持ってビジネスされているか、全世界対象のサービス提供ができる会社でないと太刀打ちできないレベル感で、なんか、国内40万台、世界765万台売れたMicrosoftの初代XBOX向けに勝負するかどうかってのが、今の普及台数なんじゃないかと。

いやあワクワクするなあ。(嘘)

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